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香港のハンセン指数は3万2000Pを目指す

2010/10/28

アメリカの金融緩和政策と中国のばら撒き政策によって香港の不動産市場は当分の間、活況が続くだろう。
香港島の不動産に限ると、97 年の超・バブル相場の高値の92.73 %の位置にまで回復してきた。広さでトップ10 に数えられる住宅地のうち4つが過去最高値を更新した。
アメリカの金融緩和により余剰となった投資資金は、香港へ流入してくる。米ドルとペッグしている香港ドルには為替リスクが生じないためだ。また資金がばら撒かれている中国は、香港をビジネス拠点として海外への投資を活発化させている。
過去の経験則では不動産⇒株式⇒実体経済へと波及していくことになる。そこで今、香港株の割安感が囁かれている。香港株の値段は10 月25 日の終値で2 万3601 ポイント。史上最高値は終値ベースで2007 年の10 月30 日の3 万1638 ポイントがあり、現在の位置からは35 %上が高値の水準となる。
アメリカの金融緩和は11 月2・3 日の米FOMC で拍車が掛かるだろう。そして中国政府も貧困層を救済する名目で経済成長を続けざるを得ないため、今後も強弱を付けながらばら撒きを続ける。
そして香港の高値圏の不動産市場に滞留している莫大な資金は今後、株式市場に回帰する。
我々は各国の政策ミスをついて冷静に資産運用を行うだけである。
香港株式市場は、来年にかけて3 万2000 ポイントを目指すことになる。日本国内の景気だけを見ていては世界の景気拡大に遅れを取ることを肝に銘じていただきたい。